日本学術会議2
日本学術会議の問題が収まらない。
この件に関心を持ってフォローしてきたが、現時点での感想は、
学術会議会員は公務員なのだから、任命権者たる首相(官邸)が、適切な者を採用し、不適切な者は不採用とすべきであり、不採用の理由は個人情報でもあるので詳細に説明する必要もない。
もしろ問題は、シビリアンコントロールを受けない学術会議の方だ。会員の推薦を現会員が行うという閉鎖性、大学での軍事技術の研究を禁じるという学問の自由を侵害する行為等、もはや政治団体の様相を呈している。
この機会に学術会議を解体し、欧米諸国のような政府から独立した純粋な科学者の組織を作るべきである。
と言ったところである。
しかし、多くの野党・メディア・学者は、菅首相を学問の自由を侵害する悪者と決めつけ、「明らかに憲法違反だ」、「まるでヒットラーのようだ」などと常軌を逸した批判を続けている。
この野党・メディアのスタンスが全く理解できない。
軍事における科学技術の重要性は益々高くなってきているなか、科学技術をシビリアンコントロールの効かない組織にゆだねるということなのだろうか?
特に立憲民主党は、「任命拒否は明らかに憲法違反だ」の主張するのなら、直ぐに訴訟して裁判で決着をつけるべきではないのか? そして立憲主義を掲げているのだから、国民主権・シビリアンコントロールが機能するよう学術会議の在り方を議論すべきではないのか?
左派系メディアもリベラルを自任するなら、学術会議の閉鎖性・非民主性を問題視すべきではないのか?
戦前・戦中と戦争を煽ったメディアは、今度は武力放棄を煽り、軍事バランスを崩すことで戦争を引き入れようとしているのだろうか?
今の野党・メディアには狂気を感じる。
戦争が繰り返されないことを願う。
永久機関詐欺?
【Olympicがストップ高気配、「フリーパワー」のヒット期待】
(略)
17日朝の民放情報バラエティ番組で傘下のサイクルオリンピック(東京都国分寺市)の「FREE POWER(フリーパワー)」が紹介され、買い材料視された。ギア内部に搭載されたシリコーンを踏み込み圧縮することで、その反発力を推進力に変換するというもの。電気を使わずに電気自転車なみに楽に漕げ、どんな自転車にも搭載できるということからヒット化を期待する動きとなっている。
2018/06/18
(会社四季報ONLINE)
2年以上前の話になるが、 上記のニュースがあった。
ホームセンターを展開するOlympicが、自転車に関する新製品を開発し、株価がストップ高になった。新製品とは下図のような仕組みだ。
当時、「永久機関詐欺じゃないのか?」「こんなインチキすぐにばれて株価も下がるだろ」とか思っていたが、株の売買をしていなかったのでそのままスルーした。その後、記憶から消えていたが、久々に思い出したので、その後どうなったのかを調べてみた。
やはり、高値の約1,350円から元の約600円まで戻っていた。
(最近は別の材料で値を上げているようだ。)
フリーパワーの効果を普通に考えると、
・エネルギ的にはシリコンの伸縮熱の分だけ損をする。(微々たるものだが)
・ペダリングのトルク変動を均す効果はあり得るが、楕円リングの方が100倍(?)効果ある。
・柔らかい靴を履いたのと同等以上のクッション効果は期待できる。
と言ったところか。
「クッションの効果で疲れにくい」と宣伝するなら良いが、「電気を使わずに電気自転車なみに楽に漕げ」と宣伝しているところが悪質だ。
最近では、微妙に広告の文言を変えてきているようだが。。。
発売元は本当に効果があると信じているのかどうか、とにかく売れて儲かれば良いというのは理解できるのがだが、なぜにメディアがこうも永久機関的なものに騙されるのかが理解できない。
大手新聞にも、この手の発明が定期的に紹介されるが、社内でチェックしないのだろうか?
死ぬまでやりたいことリスト
一歳年上の先輩から言われた。
「我々も、そう先が長くないので、死ぬまでにやりたいことをリストアップして、体力のあるうちにやっとかないと後悔するぞ。」
ちょっと考えても、
・全国の城めぐりをする。
・利尻島でウニをイヤというほど食べる。
くらいしか思い浮かばない。
ネットで調べると、「死ぬまでやりたいことリスト」は、バケットリスト(BUCKET LIST)と言うらしく、意識高い系の人々の間で100項目リストアップして達成していくというのがちょっと流行っているようだ。
他の人のバケットリストを見ていると、そういえば昔はそんなことしたいと思ってたなあと思い出されてくる。なんとなく、脳が活性化されていくような感覚になる。
これはもうバケットリストで100項目作って実行していくべきだろう。
早いことリストを作ることとする。
誰か3人のバケットリストを拝借して、自分的にイマイチなものを削っていけば、すぐに完成しそうだ。
廃県置藩
ちょっと前に、滋賀県が近江県への改名を検討しているというニュースを聞いた。
ネットで調べたところ、2015年に県議会の議題に上ったようだ。
結局は見送られたらしいが、なかなかいいアイデアではないのか?
大和朝廷の国名、江戸時代の藩名は、格好が良い。
埼玉も武蔵のままなら、今のように蔑まれるようなこともなかったんじゃないだろうか?
昔の国名に戻れば、地方在住者も地元への愛着がより強くなるんじゃなかろうか?
そもそも廃藩置県は、中央政権を進める政策の一環であり、地方の力を削ぎ、東京に力を集中させるため、ダサい県名を付けたんじゃないのか?(想像です。)
当時の状況だとそれも良かったのかもしれないが、東京一極集中・地方の衰退が問題となっている現在は、県名を昔の国名に戻したらいいんじゃないだろうか?
色々問題はあるだろうが。。。
借金・融資
先日、付き合いのある銀行から融資の提案を受けた。
上限4,000万円、利子1.2%(3年間は0%)、返済期間10年
という条件だ。コロナ対策で3年間金利を国が負担してくれるらしい。
3年後に全額繰上返済すれば、手数料3万円弱は発生するが、利子はゼロ。
提案を受けて考えた。
1)融資を事業の設備投資(予定)に充て、手持ち資金を投資に回すと得だ。
インデックスファンドの利益が年5%として、借金の金利がゼロだから、
4,000万円 × (5%-0%) × 3年 = 600万円
2)銀行にも金利が入る。
4,000万円 × 1.2% × 3年 = 144万円
これはWIN-WINじゃなか!
融資を受けない方が損だ!!
ということで、満額の融資を受けることを即決した。
借金は悪だと思っていたが、考え方を改めた方が良い。
ただ、手持ちの資金が多くなり、気が緩んで変なものを買わないようにしなければ。。。