富裕層と超富裕層
富裕層の定義を調べてみた。
世帯の純金融資産保有額で分類されているらしい。
・超富裕層 : 5億円以上 (0.16%)
・富裕層 : 1億円以上5億円未満 (2.2%)
・準富裕層 : 5000万円以上1億円未満 (6.0%)
・アッパーマス層 : 3000万円以上5000万円未満 (13.4%)
・マス層 : 3000万円未満 (78.2%)
※括弧内は2017年の世帯数の割合。
不動産を含んでいないそうなので、この分類が本当に妥当なのか?
一等地に土地やビルを持って、家賃収入だけで贅沢できるのが、超富裕層じゃないのか?
という疑問が残るが、そんな人は金融資産だけでも超富裕層なのかもしれない。
ひとまずこれで納得することとする。
うちは、約1億円+嫁の資産(詳細不明)なので、富裕層に分類されるようだ。
そういわれると、なんか誇らしいが、
安アパート暮らしだし、
スーパーの半額セールが主食だし(これは体に悪いので先日やめる決心をしたが)、
服はユニクロばっかだし、
富裕層と言われても「???」という感じだ。
実際、家を建てれば、一瞬で富裕層転落だし、子供がいたら今ほど貯まっていなかった。
要は、幸か不幸か、人並みに経費を使わなかったことが大きい。
しかし、サラリーマンを続けていたら、ここまで貯まらなかったのも確かだ。
零細とはいえ、事業をしているとリスクもあるが、うまく行った時の利益は大きい。
5億を超えると超富裕層らしいから、できるならそうなりたいと思うが、今更大金を持ったところで、たいして使い道もない。死ぬ直前に超富裕層になったと喜んでもむなしいだけだ。
やはり、本当に自分がやりたいことをよーく考えて残りの人生を有意義にしなければ。
保険に対するスタンス
基本的に保険は、損をするものだと思っている。
客からお金を集めて、保険会社の経費・利益を差し引いて、残ったお金を客に配分するというシステムだから、戻ってくる金額の期待値が100%未満になり、基本的に損をする。
大雑把にいうと、寺銭を取られるギャンブルと同じで、均すと寺銭分損をする。
だから、加入する保険は、基本次の3つのケースだけに決めている。
(1)法律で加入が定められている保険
(2)払いきれない損失が発生しうるケース
自動車保険。賠償金額数億円とかになると払えないので、損を承知で保険に入っている。
がん保険で、がんになったら200万円とかいう保険なら、入らない方が得だと思っている。金融資産の30%以下の損失程度なら保険に入らない方が絶対に得だろう。
あと、子供がいないので、死亡保険も不要だ。
(3)絶対に得する保険
最初の文章と矛盾するのだが、業界の保険等で、政府の助成金が入っていて期待値が120%とかになるものがある。そういう保険があるなら入らないと損だ。
上記の労災保険も補助金が入っていそうな気もするが、調べていないので不明。
あと、「地理的に雷が落ちやすいので火災保険に入る」など、確率的に偏りがあり利益が期待できるケースもありそうだが、そういうのは見つけられていない。
とにかく、基本、保険は保険会社を儲けさせるものだと思って、極力保険に入らない方がいいと思う。
ただ、事業が大きくなってきたら、例えば商品の運送時に保険に入るとか、そういうたぐいの保険は考えた方が良いかもしれないが、まあ当分は必要ない。
日産フェアレディZ
日産フェアレディZのプロトタイプが発表された。
自分の中では、フェアレディZが、日本のスポーツカーの保守本流というイメージがある。
1980年代のイメージを引きずっているのだと思うが、スープラ(XX)はラグジュアリー寄り、NSXはスーパーカーで、やはりスポーツカーと言えばZなのである。
しかし、昨今のスポーツカーの低迷、輪をかけてZの低迷、そして日産の経営状況。
このまま、Zは絶版になっていくんだろうなと思っていたのだが、新型のプロトタイプが出てきた。
新型と言っても、ルーフやガラス周りはキャリーオーバーのようなので、実質ビッグマイナーチェンジなのだろうが、新型が出るだけでもありがたいと思わないとバチが当たる。
最初に写真を見たときには、「大福餅のような現行よりはマシだけど、なんでこんな変なデザインにしたの?」と思ったが、見慣れると、そこそこよく思えてきた。
が、アストンマーチンなんかの方が圧倒的にカッコ良い。
価格もサイズも全然違うんだから、当たり前かもしれないが、初代Zは当時のフェラーリにも負けないほどカッコ良いいんだから、もうちょっと頑張ってほしかった。
しかし、スープラやZ4なんかには勝っていると思うし、やはり新型が出ることに感謝。
買わないけど、街で見かけるのが楽しみだ。
杉田水脈「女性はいくらでも嘘をつける」
「女性はいくらでも嘘をつける」という発言をして、けしからん!!ということらしい。
このニュースを見て???となった。
少々きわどい発言ながら、「痴漢は問題だが、痴漢冤罪も問題」という文脈なら、問題視するほどの事でもないような気がする。
しかし、マスコミ・野党のみならず、自民党からも叩かれている。
ニュースを検索しても、「問題発言」「けしからん」「謝罪しろ」ばかりで、真相がイマイチよくわからない。
そこで、杉田氏のブログを見ると、
・内閣の会議において、「女性に対する暴力対策」の予算に関連した発言。
・「女性への暴力はあってはならず、(略) 警察の関与と連携は不可欠 (略)」などと発言。
・(民間委託に関連して)「慰安婦関係の民間団体の女性代表者の資金流用問題の例をあげて、なにごとも聖域視することなく議論すべきだ」と述べる中で、問題とされる発言をした。
ということらしい。
これのブログが真実ならば、マスコミ・与野党が大騒ぎするほどの問題発言とは思えない。
発言の中には性暴力対策に関する現状認識不足等問題もあるようだが、それはそれとして議論すべきだろう。
しょうもない言葉狩りはやめて、聖域のない公平で有益な議論・報道を望む。
(追記)
以前「女性を生む機械だとしたら」という発言が問題になったが、
少子化問題を工学的アプローチで分析・対策するという趣旨なら、全く問題がないとしか思えず、なぜ問題視されて、謝罪まで追い込まれるのか全く理解できなかった。
自分の認識が世間とずれているのかもしれない。
日本学術会議
昨日から、日本学術会議の件がニュースになっている。
「「日本学術会議」の新会員をめぐり、会議が推薦した候補者のうち6人を菅義偉首相が除外したことは、憲法が保障する「学問の自由」が問われる問題に発展しつつある。」(朝日新聞デジタル)
ということらしい。
いくつかニュースを読んで回ったが、ポイントは
・日本学術会議は、政府から独立した立場で政策提言などを行う機関。
・法律上は、学術会議の推薦に基づき、内閣総理大臣が会員を任命する。
・今まで、推薦された候補者は全員任命してきた。
・除外されたのは、自民の安全保障政策に反対する左派系の学者。
といったところ。
今まで学術会議が推薦してそのまま任命していたということは、硬直化した既得権益の温床になっていたことが想像される。一子相伝的な世界だったのだろうか?
学者としては、富と名誉と権力が同時に手に入るわけだから、政府の介入に反対するのは当たり前、ただのポジショントークだ。
政府に政策提言する組織なら、政府が意に沿う学者を集めるのが当たり前。
野党も、無意味な批判なんかする暇があるのなら、意に沿う学者を集め、政府に対抗しうる政策を提案して、政権交代を目指すべし。
いっそ、年間予算10億超の学術会議を解散して、各政党に学術研究費としてその予算を配分してもいいかもしれない。
メディアは「学問の自由が侵害される」なんて、上っ面だけの学級会のような報道に終始するのではなく、国民の利益になる報道・提案をするべし。